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=日々是暴走=

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2007.09.30 Sun 「 小咄。小咄
今日の零組が悲し過ぎて、何となく。
終わり方が弱くて気に入らないし、構成とか考えずに打っているので、もしアップする時は手直しするかも。

デ/ネ侑。
【時、重なる】
侑.斗のカードが復活した。
この先、野.上達だけでは苦戦することも多いだろう。
侑.斗はフォローすると言うが、実際にそんな場面になれば満足に戦えずに1番悔しい思いをするのも侑.斗本人だ。
もっと俺が強ければ。
侑.斗を戦いに巻き込まずに済むのに。
「…ゴメン。」
思わず口にした言葉は侑.斗に届いてしまったようで。
「何謝ってるんだよ。」
並べていたカードを片付け、訝し気に眉を寄せる。
なかった事にしたいが、侑.斗の目がそれを許さない。
「…カード。」
ようやく出た言葉はそれだけだったが、彼には伝わったようで。
「デネ.ブ。」
溜息を吐いて、手招きする侑.斗の前にしゃがむ。
そっと伸ばされた手が俺の後頭部に触れる。
と同時に額に衝撃が走る。
「いってぇ!!」
「ゆ、侑.斗?!」
額を押さえる侑.斗をオロオロと覗き込む。
「ぶぁ~かっ!」
涙目になりながら、侑.斗が睨む。
「戦う事は、誰かにやらされてるんじゃない。俺自身が選んだんだ。」
この少年は、なんて強いのだろう。
「それに、またお前と戦えるの、嬉しいんだぜ?」
「侑.斗。」
再び伸ばされた腕は、今度は緩く首に回される。
「俺とお前は強い。そうだろ?」
耳元で囁かれる。
「だから面倒な事はさっさと済ませてさ。」
きゅ、と力が込められる。
「のんびり隠居生活、しようぜ。」
少し身体を離し、口の端を上げて笑う侑.斗。
ああ。俺はずっと君と一緒にいるから。
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